ほっと一息
水彩画の世界から少し離れて、日常の出来事やリラックスできる
ひと時、そしてささやかな幸せを感じる瞬間をご紹介しています。
「人生を好転させるポイント」や「パワーポイントの正体とは」など、
ちょっとユニークなテーマにも挑戦しながら、
読者の皆さんの心がふっと軽くなるような内容をお届けします。
このページが、忙しい毎日の中でほっと一息つける場所になれば嬉しいです。
日常の中で、「ありがとう」「大丈夫」「何とかなる」といった前向きな言葉を少し意識して使ってみませんか。
これらの言葉は、不思議と私たちの気持ちを穏やかにして、新たなエネルギーが湧き出てくるように感じます。
言葉には驚くべき力が宿っていて、自分の内面を変えるきっかけになったり、一言で相手の人を幸せな気持ちにさせたりします。まずは自分自身とって心地よい言葉をかけてみてはいかがでしょう。
新しい年が、あなたにとって
素晴らしい一年となりますように。
僕自身、掃除や整理整頓にはどうも苦手意識があります。でも、散らかった部屋で過ごすと、無意識のうちにイライラが募り、集中力が低下することに以前から気が付いてはいます。今年は「いらないものを手放す」ことを積極的に実践し、スッキリとした空間を作っていこうと思います。整理整頓は物理的な片付けだけでなく、心の整理にもつながります。身の回りを整えることで、心地よい時間を過ごしたいものです。
新しい趣味を始める、旅行で見知らぬ場所を訪れる、ずっと気になっていたスキルに挑戦してみる。これらの小さな挑戦が、私たちの世界を広げ、人生に彩りを添えてくれることがあります。「できるかな」と迷うときもあるかもしれませんが、その一歩を踏み出すことで、予想もしなかった素敵な出会いや経験が待っているかもしれません。
笑顔は、自分の心を軽くするだけでなく、周りの人の心にも温かさを届ける力を持っています。難しいときほど、意識して笑顔を作ってみてください。それが小さなきっかけとなり、良い人間関係や幸せな瞬間が増えていくかもしれません。
最後に、「自分を信じる」ことの大切さをお伝えしたいです。どんな大変な状況でも、「やればきっとできる」と
自分を励ますことで、新しい道がきっと見えてくると思います。
私事ですが、今年は引っ越しをしたり、それに伴ってお金も大分かかり、考えると憂鬱になることがありますが、「やって出来ないことはない」と自分に言い聞かせて前進して行くつもりです。
一つずつ丁寧に、一緒に前を向いて進んでいきましょう。
2025年1月2日
日差しが柔らかく降り注ぐお天気の良い日、家にいるのはなんだかもったいなく感じます。
そんな日はちょっと散歩に出かけてみるのが、僕のお気に入りです。
たとえば、小春日和のぽかぽかとした日差しに包まれながら歩くと、温かさが心までじんわりと染み渡り、ほっとした気持ちにさせられます。
街中のちょっとした陽だまりに足を止めてみると、何気ない景色も特別なものに感じられるから不思議です。
石畳の影が美しい模様を描いていたり、街路樹の間から漏れる光が道を優しく照らしていたり。そんな光と影のコントラストを見ているだけで、心がふわっと軽くなるのです。
それだけではありません。朝の光が窓辺に差し込み、カーテン越しに作り出される柔らかな光や、夕方のオレンジ色の光が室内をほんのりと染める瞬間などは、小さな幸せを感じるひと時です。
自然が作り出す色や形の移ろいは、どんな芸術作品よりも勝と思うのは、きっと僕だけではないでしょう。
日常のこうした光景に気づけると、忙しさやストレスを忘れて、ただその瞬間に身を委ねることができます。
特別なものは何もいらない。ただ光と影が織りなす景色を眺めるだけで、幸せな気持ちになれるのです。
みなさんも、お天気の良い日に少し外にでてみませんか?
ぽかぽかとした光を浴び、自然が作り出す美しい陰影を楽しむ。それだけで、きっと心が温かくなるはずです。
2024年12月30日
「今年も一年があっという間に過ぎてしまった」と感じている方はおそらく少なくないでしょう。年を重ねるたびに、時間の速さを実感します。子どもの頃の1年はとても長く感じたのに、今の1年はその3分の1、いや10分の1に感じるという方もいるかもしれません。ではなぜ、年をとると時間の経過が早く感じられるのでしょうか。
若い頃は新しい経験や学びが多く、ある意味とても充実した日々を過ごします。しかし年を重ねるにつれて、日常の出来事の多くが既知のものとなり、生活や行動がパターン化してしまう。その結果、変化や新鮮味、驚きといった要素が減り、時間が平坦に流れるようになる。これが時間が短く感じられる原因と考えられます。
しかし、年を重ねても一日がやけに長く感じられることがありませんか? それは、今日一日だけでたくさんのことがあったり、旅行や仕事で遠く出かけたりする時です。このような日は脳が大きな刺激を受けるため、時間の流れがとても長く感じられるのでしょう。
時間の経過を遅く感じるようにする方法は、他にもあるはずです。下記はその一例です。
1.日常に変化を加える 例えば、気になっていたカフェに入ってみたり、いつもと違うファッションを試してみたり、晩御飯に新しいレシピを取り入れてみたりするのも良いでしょう。
小さな変化でも、自分の世界に新しい観点が生まれます。
2.新しいことを学ぶ 例えば語学や音楽、料理、スポーツ、などを学ぶ、できればその教室に通うことも、密度の濃い時間を送るのに良いと思います
更に、それにより会話をする機会が増えたり、親しい友人ができたりと、脳を刺激する要素はいろいろあります。
3.知らない場所を旅する 始めての経験なので、とても緊迫感のある時間を過ごせます。知らない場所では、景色、匂い、音、人々の様子や食事など、すべてが新鮮で脳がたくさんの情報を処理します。この時の記憶は鮮明且つ詳細に残ることでしょう。
4.輕い運動をする 脳を刺激するような運動は代謝を活発にし、その結果時間が長く感じられることが、ある研究で分かっているそうです。
激しい運動ではなく街や公園を1時間ほど散策するだけで、貴重な時間体験になります。
5.ディテールに注目する 水彩画のエピソードですが、絵を描く時に様々な要素に注意を集めると、その時間がとても長く感じられます。例えば、水彩紙や筆の使い心地、にじみやぼかしの水効果、色の濁りを避けるテクニック、デッサン用の鉛筆など。このような小さな要素に注目するだけで、制作の時間が長くかんじられ充実したものになります。
今日を、今ここにある時間を、少しでも長く、より豊かに感じられるようにしてみてはいかがでしょうか。
美しいオーシャンビューが満喫できます。
美術館のエントランス
駐車場:普通車:400円~(普通車:43台
大型車:3台 身障者用:2台)
美術館・レストランを利用の場合1時間無料
ささやかな贅沢
今月は散歩するには絶好の小春日和が続いていますね。
今日は朝一番で、葉山にある神川県立近代美術館・葉山館に行ってきました。展覧会場でアートをじっくりと観た後は、会場横にあるレストラン・
オランジュ・ブルーでお茶をするのが僕の”ささやかな贅沢”です。
開店は10時ですが、それよりも前に到着してしまったので、周辺を散策。
開店と同時にレストランに入ったので、客は僕一人でした。
広々とした座席からは、これ以上ないほどのオーシャンビュー。平日の朝という時間帯が、まるで「特等席をどうぞ」と言ってくれているようです。
週末には行列ができるほど人気のレストランなのに、平日の朝の静けさときたら、まるで美術館の絵画の一部に自分が溶け込んでしまったかのよう。
ゆっくりとアートを鑑賞したい方や、美術館には入らず、お茶だけでも楽しみたい方には平日の朝がおすすめです。小さな贅沢は、実は身近なところに潜んでいるものですね。
2024年12月17日
中庭のテラスから一色海岸が一望できます。
神奈川県立近代美術館について
日本で最初の公立近代美術館として、1951年に鎌倉の鶴岡八幡宮境内に開館した神奈川県立近代美術館。2016年に鎌倉館が閉館し、現在は葉山館と鎌倉別館の2つの建物で活動している。03年に開館した葉山館は、元は宮家の別邸だった土地に建てられた。 一色海岸と三ヶ岡山に囲まれた環境を生かし、自然との調和をはかった開放的な施設となっている。生活のなかで美術館に親しめるよう、美術図書室、彫刻庭園、レストランやミュージアムショップなどは、観覧料なしで利用できる。
ウィンドーのミニチュアカー
後ろに段葛が見えるではありませんか
街の風景のように
鎌倉の若宮大路をぶらぶら歩いていると、何ともレトロで可愛らしいお店に遭遇しました。
棚の上には小さなミニチュアカーがずらりと並び、背景にはポスターやオブジェが壁一面を飾られています。
これだけでもノスタルジックな世界に引き込まれそうですが、店の右奥に目を向けると…
おや?ガラス越しに何かが・・、
八幡宮の段葛(だんかずら)が見えるではありませんか!
その光景がなんとも不思議!ガラス越しの景色が、店内のミニチュアたちと一体になって、まるでジオラマの街になったかのように感じられるのです。
もしかして、私はミニチュアの世界に迷い込んでしまったのでしょうか?なんて思わずにはいられません。
「これを水彩画のアイディアに加えることができたら、どんなに楽しいだろう」などと思いながら、後ろ髪を引かれる気持ちでこのジオラマを後にしました。
2024年11月26日
パワースポット(開運場所)の正体は?
出雲大社
パワースポットと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
雄大な山、神秘的な巨木、ゴツゴツした巨石、それとも水しぶきが涼しげな滝でしょうか。
それとも、歴史ある神社やお寺の静寂な雰囲気に惹かれる人も多いかもしれません。
でも、ちょっと待ってください! これらの場所が「パワースポット」としてエネルギーを発して
いるということを科学的に証明した人はいないのです。
京都市東山区 豊臣秀吉を祀る豊国神社
では、パワースポットの正体って、一体何なのでしょう?
結論を言ってしまえば、それは「自然そのもの」や「そこに込められた人間の思い」の力
なのかもしれません。
例えば、普段私たちが目にすることのない壮大な自然の景色は、ただそこにあるだけで心を動かします。
大自然に対し畏敬の念を感じたり、巨木や巨石に対してロマンを感じたり、滝の音に清々しさを覚えたり。
一方、神社やお寺などの建築物には、過去の人々が込めた信念や祈りが宿っています。
それらの施設へのありがたさ、リラックスした気持ちが何百年、時には千年を超え、人々の営みの
積み重ねとなって大きな喜びとなっているのでしょう。
つまり、パワースポットの正体とは「自然物に対する感動や崇拝、歴史や文化に対する
信仰や活力と言った人間の心そのもの」ではないでしょうか。
パワースポットに出かけることで、その人の精神が整い、活力がみなぎり、希望が膨らむ
といったように、自分自身の内面が変化することだと思います。
長い歴史の中で人々の思いが蓄積し、評判となり、信頼を得ることで、より強固になったものが
パワースポットとして珍重されているのではないでしょうか。
あなたは金閣寺と銀閣寺のどちらが好きですか?
人によって好みは分かれると思いますが、僕は両方好きです。それぞれ違う特徴や趣きがあるので・・。
因みに僕は 旅行者としてシンプルに風景を楽しみたい時は金閣寺、
旅の風情をしっとりと味わいたい時は銀閣寺、といった感じです。
言い換えるなら、晴れやかで明るい気持ちになりたい時は金閣寺、
日本独自の精神性に触れたいときは銀閣寺、と答えたいです。
どちらがお好き?ご自由に書いてください